トップウォーターバッシングの難解さが▪▪▪
「同メーカーのトップウォータープラグを3~4個を使い倒すと
良さが解る」なんて少し前に書いたのだけど▪▪▪
トップウォーターフィッシング、特にトップウォーターバッシングの
面白さは、トップウォーターバッシングに"自分から興味を持った人"と
しか共感しあえないの"かも"しれない
結構な数の人を誘ったし、面白さを伝えようとしてきたが、
本音を言えばかなりの確率で無駄だった(爆
バスフィッシングを"一括り"にすればどうにでもなっても、
トップウォーター限定なら、"釣らせさえすれば良い"では
未来に繋がらないからだ
沢山の"釣れるルアー"をプレゼントしてきたが、ひねくれてる人なら
「このルアーって、どうせ釣れないから自分にくれるのだろう」
って解釈するだろうし、「これは釣れるルアー」と説明しようが
「なぜ釣れるルアーを、わざわざ他人にプレゼントとするはずない」と
とられただろう
釣れる釣れないに関係無く、見た目の好き嫌いで釣れるものでも
簡単に、普通にプレゼントしてきたが▪▪▪
本音でいうなら、条件が良ければ何でも釣れるし、動かないルアー
であっても、良いポイントにキャストしネチネチすれば釣れる
まあ、"運"以外、条件が揃わない限りは実証出来ないのは問題はあるか▪▪▪
釣れ過ぎるルアーを封印することは良くあったが、そんな
釣れ過ぎるルアーでさえ、トップウォーターの本質を理解していない人には
説得しようもないのが現実
一緒にトップウォーターバッシングをしているはずが、
クランクや他のプラグならまだしも"釣りたい為にワームを選択する"
って行動を始めたり▪▪▪
自分で狙った所にキャストし、自分でルアーを操作し、釣り上げること▪▪▪
極端な話、{より"釣れなそうなルアー"にバスが食い付いてくる事が、
より満足に繋がる}というひねくれた感覚が充実感を増やす釣り▪▪▪
普通なら根本的なトップウォーターバッシングの楽しみは
解らないのだろうし、「トップウォーターでどうにか釣りたい」って
拘りも、"面倒くささ"が先で、忍耐力が無いなら生まれないのだろう
釣れない時は、間違いなく「トップはつらいよ」って普通の事だから
間違いなく忍耐力はいる
トップウォーターで"釣れる条件を揃わせる"のは本音大変なことだな
根本、朝起きられなきゃかなりの確率が減る
トップウォーターが楽しいから朝が早くても釣りに行きたいだけで、
その楽しみが解らないなら「寝坊でも良いや」になるだろうし▪▪▪
真っ昼間でも運が良く"バスにスイッチが入る"ならトップウォーターの
効果の凄さも知ることが出来るだろうが、頻繁に釣りに行かないなら
まず難しい
あとはとにかく"運が全て"なのだろうし
「水面にあるこんなルアーに良く食い付くものだ」って、
美しいルアーに見とれてしまう所から始まり、
「このルアーってこんな動きをするんだ」って買って、動かして知り、
なおさら感心する
色々な物に興味が生まれる小中高生時代に知れば嵌まるよね▪▪▪
俺らの周りは則、若林、山田氏の本でトップウォーターは開花したけど、
B5で厚さが7~8mm程で本当に解りやすく、画期的な本だった
当時は色々なスポーツが"あの本のスタイル"で、それぞれのスポーツの
日本の第一人者達が書き下ろしていたのを思い出す
本からルアーの動きが生きているように想像出来た
そしてその動きをやろうと一生懸命だったな
クレイジークローラーやラージマウスの"片手、片耳だけ"を動かす繊細さ
リーリングベースの思考が、本当に手首の返しだけ、もしくはそれ以下の
動きが重要だということに当時は疑心暗鬼??も
でも、バルサ50のロッドワークに反応する確実性と俊敏さは感動的だった
今の時代なら買う前に動画で動きを知ることが出来るが、
買ってから動きに感動し、それと同じブランドの別のルアーの
動きに期待をし、また欲しくなった
ビッグラッシュスケーターの動きには本当に感動をしたのを
今でも思い出すな▪▪▪
ザラのドッグウォークと全く違う素晴らしいスケーティング▪▪▪
水面を滑る長さがとにかく凄かった▪▪▪
動きと言うなら、明らかな"ただ巻き"文化が今の時代に合ったのは間違いない
少し前にスイッシャーまでドリラーによってただ巻きは確立されたし
まあ、ある意味"スイッシャー形のノイジー"なんだけど▪▪▪
ナマズ釣りはただ巻きベースで、ルアーはただ巻きで動かないのは有り得ない
釣り人の力量はフッキッングのみで、キャストの技術もいらない
バスのルアーは全てナマズに使えるのに、"ナマズ専用"が釣れると
皆が信じている
やっぱり"手軽さ"のみの時代なのかな
情報が正しくなくても、専用だと思うなら疑うこともないし、
欲も生まれないか▪▪▪
バスプラグに素晴らしい物が沢山あるとも気付かない▪▪▪
トップウォーターバッシングに拘る人はわざわざナマズには
走らないのは普通のことだろう
夜なんてプラグの動きなんか見えねえかんね~
やっぱり"釣り上げた感"が凄く低い釣りなのは事実▪▪▪
キャストの重要性も無いし、どんなキャストでも出てくれる気が▪▪▪
確かに他の釣りに比べ、魅力はないし続かなかったな▪▪▪
やっぱり"魚のサイズに走るしかない"時点で魅力のある釣りでは無いのは事実
"オンスプラグでもナマズは大抵釣れる"ってだけだったのか▪▪▪
トップウォーターバッシング▪▪▪
色々考えると機材も逆行しているのもあるだろう
トップウォーターの基本であるオーバーヘッドキャストの
有効性や気持ち良さを生み出すロッドも一癖、二癖あるのも
事実
自分達はソリッドグラスの良さを好むが、最先端の釣具を
好む者なら、多分"持った瞬間"に拒絶するだろう(爆
最先端の機能ばかりを追い求める人には
"理解が出来ないレベル"なのではないだろうか
自分の場合、中学生でFOー60を振れる力は無かった▪▪▪
だからフェンウィックのFCー60のキットを自作して、完成後に
振り易さにホッとした
「FOー60を、片手で、手首の返しだけで投げられる様になるかな?」
なんて思いながらも、やっぱりずっとFOー60が欲しかった
で、友からGOー102を譲ってもらい、やっぱら安心し、また
「やっぱ俺にはFOー60は振れない▪▪▪」って痛感し(爆
フローター以外の時、30歳くらいからは完成品のブランクは
ほぼFOー60だったか▪▪▪
オンスプラグをロッドの反発力だけに頼るキャストの気持ち良さは
最近改めて素晴らしいと思う
見ているだけで"そうなんだよな"って納得する
自分達はフローターマンだったので真反対のキャストなのだが、
もっと違う選択が出来たのかもしれないと、後悔があるのも事実
自由に行動出来なくなった今だから思う事なのかな▪▪▪
色々思い出してごちゃごちゃ書いてしまったな▪▪▪
楽しかったトップウォーターバッシング▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪▪
このままトップウォーターバッシングはなくなってしまうだろう▪▪▪
外来魚としての問題はあったが、
バルサ50からトップウォーターバッシングという釣りを知ること、
楽しむ事が出来て本当に良かった
ズイール、道楽、クワイエットファンク、ライフベイト、パラノイヤ、
トップウォータージャンキー、ヒヨコ、ゴッドブレス、フロッグ、天狗、
そして、津波やレコード、そしてウォブルトータスのアカシか▪▪▪
房総のフリークアウト、オーバーザムーン、で、梅さんのイエローマン▪▪▪
あれから15年も経つか▪▪▪
本当に楽しませてくれた日本のトップウォータープラグ
スーパーストライク、スーパーパルサー、フェンウィック、道楽、天龍、
ブライトリバーの素晴らしいブランク達は毎回それぞれの驚きをくれた
シマノ、アブ、ダイワは当たり前だけど、
やっぱり五十鈴ベース沢山のリールはボロボロになりながらも、
毎回オーバーホールをする楽しみと次の釣りに向かうエネルギーをくれた
これらが日本のトップウォーターバッシング文化を確立してくれたのは
間違いないし、これだけの釣り文化はもう再び生まれることもないだろう
勿体ないな▪▪▪
こんな素晴らしい文化が消えてしまうこの日本▪▪▪
本当にこの国は寂しすぎると思う
書いたって何も変わらないのだが
俺自身も、新しいトップウォーターブランドは使わなかったか▪▪▪
変な"人気の偏り"で買える気配の無さに萎えたりもしたか▪▪▪
使いたいと思っても買えないからね
無理をしてでも手に入れる程のエネルギーが無いのがダメかね、
やっぱ(爆
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