最後には一番の完成品になったネズミ
セラフになることで、完璧なルアーに成ってしまった-----
バルサのラージマウスは個体のムラがかなりあった気はする
でも、それもバルサという素材の味なのかもしれない
素晴らしいデザインとアイデア
ファンも本当に多かったルアーだと思う
でも、個体ムラではなくどうしても越えられない壁が
このラージマウスにはあったのだ
機能を発揮する一番の場所であり、デザインを美しくして、
このルアーの一番の魅力であり、問題の部分
"耳"
セラフでのアイデアはこのルアーを完璧なものにしてしまった
余りにも無愛想な角度なので
完璧になったことで、このラージマウスの運命は終わってしまった
ローリング的なクロールは好みが別れるところ----
バルサが持つ素材の活かされ方とアルミの耳とのバランス
プラスティックの耳は軽くなって
軽いバルサからプラスティックに変わった身体
耳と身体とのバランスは代わり、クロールの質は全く別物----
滅茶苦茶にタフになり、超遠投が出来る----
キャストもズバズバ決まる----
完璧すぎる物は魅力が無くなるのか----
使うにはベストにはなったが、
バルサのアイデアや"不具合さの魅力"までも消し去ってしまった----
バルサからセラフになること----
50オリジナルはセラフにならなくて良かった
セラフとして生まれ変わらせるルアーの選抜は
難しかったと思う
もしかしたら、この
ラージマウス▪セラフの発売は失敗だったのかもしれない
大抵はプラスティック版が出る事によって、本家の魅力は
落ちるものかもしれない
クワイエットファンクのデカダンスは
やっぱり発泡のトーイが一番
耐久性に欠けていても、やはりトーイを使うのだ
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